冬の山陰 乗り鉄旅 | 往路 Dec.2022

はじめに

2022年冬の青春18きっぷのシーズンがやってきました。今回、以下の未踏破路線の乗り鉄を計画。

①智頭急行線 ②JR西日本 山陰本線(鳥取~米子間) ③JR西日本 境線 ④JR西日本 伯備線 米子で一泊(米子ユニバーサルホテル)して往復予定。

例によって京都駅発の一番早い快速列車姫路行きに乗車。冬季には明石海峡付近で日の出になります。

上郡駅

上郡駅 早朝、京都駅発の姫路行き快速と岡山行きの各停を乗り継ぎ、智頭急行線と山陽本線が分岐する上郡駅に到着。JRホームの西端部分に智頭急行線の発着ホームがあります。

なぜか上郡~智頭間の片道乗り通しの正規運賃より一日乗車券の方が安いという謎の設定。
・上郡~智頭 1,320円
・智頭線普通列車1日乗車券 1,200円 (2022年12月現在)

※2023年5月より智頭線普通列車1日乗車券2,000円になりました。

智頭急行普通車両HOT3500形。駅メモのモデルキャラ「恋山形ちづ」。

作用駅 大原駅 恋山形駅 智頭駅

作用駅 JR姫新線との接続駅であり古くからの交通の要衝でもある作用駅。ここで各駅停車は特急スーパーはくと号を待ちます。

下りのスーパーはくと号がやってきました。

大原駅 智頭急行線主要駅のひとつ大原駅。車両基地もあり単式・島式2面3線のホームを持ち列車交換が可能になっています。大阪方面行きの特急スーパーはくと号がやってきました。

恋山形駅 インスタスポットとしても有名駅。今回下車はしませんでしたがピンクのあしらいが面白い駅です。

智頭駅 智頭急行線の拠点駅でありJR因美線の乗換駅である智頭駅。乗車した車両は鳥取までの直行乗り入れ便なので今回は下車の必要ありません。

途中、スーパーいなば号と行き違い交換します。

鳥取駅

鳥取駅 ここで乗換で倉吉に向かいます。上郡より運んでくれた智頭急行普通車両HOT3500形とはここでお別れ。

隣のホームには特急スーパーまつかぜ号が出発を待っています。

キハ40系たらこ気動車へ乗り換え倉吉に向かいます。

古い気動車もワンマン運転化されています。

倉吉駅

倉吉駅 鳥取駅からキハ40系でやってきました。

「ひなビタ♪」というWEBやSNS、ゲーム、楽曲配信などを使った、新感覚のキャラクターバンドコンテンツと倉吉市は提携しているらしく顔出し看板などが設置されています。

ラーメン幸雅 倉吉駅で下車したのは倉吉名物の牛骨ラーメンを食べるため。次の米子行きまで1時間少々の接続待ちの時間があります。いろいろ名店がありますが個人的にはこちらラーメン幸雅(こうが)のなつ旨ラーメンが大好きです。

今回は、なつ旨ラーメン+半チャーハンのセットに、生ビールを添えて。何度でも通いたくなるやさしい味の中華そばです。京都、大阪では味わえません。やはり山陰方面に所用があれば必ず寄ってしまいます。

倉吉駅 米子行きの普通列車に乗り遅れないように速足で戻ります。ちなみに倉吉市は鳥取1区。自民党の石破さんの地元になります。この方、地元に戻る時、好んでサンライズ出雲を利用されるそうですが今もそうなのでしょうか。

由良駅

由良駅 北栄町の中心駅で「名探偵コナン」の原作者青山剛冒先生の出身地。そのため街のいたるところにコナン関連のモニュメントが見られます。今回は、境線を完乗する目標があるため下車はしません。

閑話 蘭姉ちゃんの頭のツノ

閑話 余談ではありますが名探偵コナンのヒロインの毛利蘭ちゃん。検索にもでてくる「毛利蘭 ツノ」。コナン最大のミステリーといっても過言ではない蘭姉ちゃんの頭のツノ。シリーズが更新されるたびに成長しているような…。ではいったい実際にはどのようになっているのか?実際に再現されたものがここ北栄町にあります。せっかくなので紹介しておきます。※写真は以前に2019年6月に訪れた時のものです

地元出身の青山剛昌さん原作の「名探偵コナン」をテーマに「コナンのまちづくり」進めている北栄町。町の玄関口となる由良駅もコナン駅」の愛称がつけられています。

蘭姉ちゃんをモチーフとした銅像はいくつかありますが、ここでの写真は北栄町にある「コナンの家 米花商店街」と「喫茶ポアロ」の前に設置されている「はじまりの瞬間(とき)」というタイトルの像です。

じゃん!

じゃん!じゃん!

じゃん!じゃん!じゃ~ん! う~ん … 。「謎」が深まっただけかも知れません www

場所はグーグルマップを記載しておきます。どの像も再現性が高く、街全体で本当に楽しめる素敵なところです。興味のある方はぜひ北栄町へ。

はじまりの瞬間(とき) · 〒689-2221 鳥取県東伯郡北栄町由良宿1293 コナンの家米花商店街
★★★☆☆ · 観光名所

閑話休題。話題が脱線してしまいました。

赤碕駅

赤碕駅 乗ってきた米子行きの普通列車はこの駅で特急まつかぜ号を先行させるため待避します。

伯耆富士とよばれる大山(だいせん)が見えてきます。

米子駅①

米子駅 倉吉からの普通列車が到着しました。米子駅は西日本旅客鉄道山陰支社も併設されており山陰屈指の重要駅。すべての列車が停車します。

米子より以西に向かう列車。山陰本線にはラッピング車両を多くこの時間も石見神楽が描かれた車両が発車の時を待っていました。

出雲市へ向かう下りの特急やくも号がやってきました。

少し駅構内を散策した後、本日の目的にひとつ境線の全線乗車に向かいます。境港がゲゲゲの鬼太郎の作者の水木しげる先生の出身地。そのため境線を走る車両に漫画にちなんだキャラクターの鬼太郎列車(妖怪列車)シリーズが大人気。境線の各駅にも妖怪にちなんだ愛称がつけられています。ちなみにこの米子駅は、ねずみ男駅で0番線ホームに発着します。

境港駅

弓ヶ浜駅で列車交換。

弓ヶ浜駅で境港からやってきた上り列車は、「砂かけばばあ」「こなきじじい」 の連結車両でした。

境港駅 この駅の通称名は鬼太郎駅。さすがゲゲゲの鬼太郎推しの中心駅。

駅構内も鬼太郎のキャラがあちこちに。

境港駅の外観。いかにも終着駅といった雰囲気が漂っています。黄昏時なのも心地よさを助長してくれます。

この日は乗ってきた車両で折り返します。次回は鬼太郎ロードや魚市場など境港の街をゆっくり散策したいものです。

じっくり車両に描かれたイラストを見てみると改めてよく描かれているのがわかります。どのキャラもいきいきしてますね。

シートまでねずみ男が描かれている徹底ぶり。

途中で日没の時を迎えます。冬の日の入りは本当に早いです。

米子駅②

米子駅に戻ってきました。さすが山陰地方屈指のターミナル駅。様々な車両がやってきます。

間もなく見納めになる381系の特急やくも号。写真は国鉄色の復刻車両。やはり飽きのこないいいデザインとカラーリングです。

JR西日本キハ126系気動車が米子駅で並列。

先ほど乗車した境線0番線ホーム。暗くなると鬼太郎関連は雰囲気がでてきます。

鳥取に向かう特急まつかぜ号。

次の車両は鬼太郎号。境線は通勤通学需要も多く、1時間に2本ほど設定されています。

「鬼太郎」号が境港へ向かって出発します。

サンライズ出雲号が定刻通りにやってきました。一度乗車してみたいものです。

西出雲行きの普通列車が発車の時をまっています。

この車両、名探偵コナンラッピング車両。せっかくなのでじっくり見て回ることにします。

登場キャラクターで個人的には薗子推し♪

スーパーおき号 新山口~鳥取間の長距離を走るディーゼル特急です。

夕景の米子駅前広場。特徴的なモニュメントは「米ッ子合掌像」らしい。曲げガラスの納入事例として新光硝子工業株式会社さんのサイトに説明がアップされていました。

この日の宿は駅から徒歩5分ほどの米子ユニバーサルホテル。ネット予約した際に夕食朝食無料と記載はあったのですが、本当に夕食も無料でした。サラダ、ごはん、みそ汁が食べ放題なのがうれしいですね。主菜は2種あって豚の生姜焼きをチョイス。

この日は夜、映画「鬼滅の刃」無限列車編が放映されていました。何度か見ているのですが放映されているとついつい見てしまいます。

本日の移動は以下の通り、智頭急行を経由し境線も完乗することができました。明日は日野町界隈を中心にゆっくり周遊予定です。

今回の記事も読んでいただきありがとうございました。(次回記事に続く)

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