JR東海 飯田線 乗り鉄旅 | Dec.2022

はじめに

2022冬の青春18きっぷ旅、前日はアルピコ交通上高地線(松本電鉄)に乗車し松本市内のホテルで一泊。復路となる今日は飯田線の完乗を目指します。

松本城 松本駅

松本城に向かう途中、なわて通り商店街を通っていきます。

日中は多くの観光客が行き交う賑やかな観光通りですが、早朝なので人はいませんし店もまだ開いていません。

四柱神社  天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、神皇産霊神(かみむすびのかみ)、天照大御神(あまてらすおおみかみ) の四柱を神様をお祀りすることが神社名の由来とのこと。

長野県屈指のパワースポットとしても有名。次回拝観する際には御朱印をぜひいただきたいところ。

松本城 門回りにはお正月前につき門松が用意されています。

国宝松本城 江戸時代初期に建造された天守閣が現存する貴重なお城。

明治時代に天守が競売にかけられ解体の危機があったそうです。しかし時の地元の有力者市川量造らの努力によって買い戻され難を逃れたとのこと。いまでは国宝指定、信州松本のシンボルとして貴重な観光資源になっています。

自販機に描かれた松本城は、この日拝むことができなかった北アルプスが背景に広がっています。

松本市時計博物館 ここも次回訪れたい博物館。9時から17時までの営業時間のため、今回はスルー。

乗車予定の列車まで少し時間ができたので、朝食をとることに。駅前のイイダヤ軒さんの駅そば。

ねぎのトッピングは無料でセルフサービス。これはとてもうれしいですね。

信州の駅そば。関西とは異なり少し辛目のだしが冷えた身体に染みて温めてくれます。ねぎも地元のものでしょうか、シャキシャキと新鮮でとても美味しかったです。

また松本駅で降りることあれば立ち寄りたいです。

松本駅 ここから中央東線へ行く列車で飯田線への乗換駅である岡谷を目指します。

特急あずさ号が留置されています。松本駅は列車が到着するたび昭和レトロな女性の声で「まつもと~、まつもと~」とアナウンスが入ります。その都度、旅情を感じさせてくれます。

この日は雪。吹雪くなか特急しなの号が名古屋へ向かって進んでいきました。

乗車予定の列車がホームにやってきました。まず岡谷へ向かいます。

松本市街も朝から降り出した雪に覆われました。

岡谷駅

岡谷駅に到着。

岡谷駅の西側は長野自動車道がまたがっています。

特急あずさ号が岡谷駅にやってきました。この特急車両一度乗ってみたいです。

9時45分発の豊橋行きを待ちます。

冬の飯田線の車窓

飯田線に乗車します。飯田線は岡谷駅から飯田駅、天竜峡駅までは伊那谷とよばれる盆地を進みます。天竜峡駅以南は山深く走り秘境駅で有名なエリアを経由し三河地方の豊橋までを結ぶ長大なローカル線です。その路線距離195.7km、駅数は97駅。

朝からの雪で街や田畑が真っ白です。

JR東海213系がやってきました。外観は211系と同様ですが、1両当り片側2ドアで、ドアの少ないゆとりのスペースに転換クロスシートが配置され、長大なローカル線向けに設計されています。

この日、岡谷駅で乗車した車両は豊橋駅まで飯田線を全通する列車。ゆえに途中下車はできないので食料を飲み物を準備しています。

日本酒は信州安曇野にある酒蔵大雪渓酒造のにごり酒。

信州といえばやはり釜めし。

雪見酒は最高です。

鼎駅(かなええき)

難読駅名でもあり昔は、「願いをかなえる」という語呂から、入場券はお守りとして人気があったそうです。今は無人駅のため、2017年から飯田駅で毎年受験シーズンに限り、鼎駅 ~桜町駅の乗車券購入者に対して特製の台紙を配布してくれるそうです。

飯田線の車掌さんは切符回収販売に車両、駅ホームをいったりきたり、ハードワークをこなしておられます。

位置ゲーム「駅メモ」の獲得駅数が4999駅となり間もなく5000駅目前に。

飯田駅 飯田線の中心駅に到着。位置ゲーム「駅メモ」の獲得駅数がちょうど節目5000駅。

伊那八幡駅 この駅で特急伊那路号と列車交換。

天竜峡駅 この駅で乗務員さんは交代されます。おそらく運行上北と南に分けておくことが効率がよいのでしょうね。

天竜峡駅を過ぎると山間の谷筋に入り、風景が一転します。

為栗駅 本日撮影したかった一枚。写真のキャラは「為栗メロ」。位置ゲーム「駅メモ」のでスタート時から選べるキャラ御三家の一角。飯田線にかつて走っていた機関車とこの駅が元ネタになっているそうです。扉が開いた瞬間にこの写真を収めました。駅看板の位置はカン頼みでしたがなんとか成功。

中部天竜駅

愛知県側からは運行上北の重要駅となる中部天竜駅に到着。多くの列車がこの駅で折り返します。

列車まちで時間が10分ほどあったので少し駅構内を散策。

湯谷温泉駅 鳳来ゆ~ゆ~ありいな

湯谷温泉駅に到着。ここで下車します。

湯谷温泉は三河地方の奥座敷にある温泉として豊橋、豊川の方から愛されている温泉。

少しひなびた雰囲気がとても良い感じです。

鳳来ゆ~ゆ~ありいな 気軽に入る温泉センターで多くの家族連れが車でやってきていました。

湯谷温泉駅に戻ります。

豊橋行きの列車がやってきました。

新城市周辺で夕景が広がってきました。

豊橋駅

豊橋駅 朝に松本駅を出発して豊橋駅に着いたのは17時過ぎ。やはり飯田線は長大なローカル線の雄です。

無事 京都駅着 この記事も最後までお読みいただきありがとうございました。

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