春の青春18きっぷのシーズンがやってきました。温かくなってきて行楽しやすく時期で旅の行程も個人的はあまり遠出はしない傾向があります。今回行きたいところ、旅先でしておきたいことは以下の通り。
今回の旅の目的は?
・JR宇野線に乗ってみる
・児島のBIG JOHN本店でティッシュカバーを買う
・金刀比羅宮で御朱印をもらう
・JR土讃本線の坪尻駅を寄る
・眉山の展望台へ行く
・阿波踊り会館をゆっくり見る
・位置ゲーム「駅メモ」の徳島イベントに参加する
一泊二日でかつ低予算で実現可能か計画してみました。
<1日目>京都駅→宇野駅→児島駅→琴平駅→(佃駅経由)→徳島駅
<2日目>(市内散策・イベント駅回収)徳島駅→高松駅→岡山駅→京都駅
と可能なことが判明。本来なら2日目は南海フェリーで和歌山経由で戻りたいところ。しかし今回は1円でも安く青春18きっぷを存分に使い切るということで敢えての往路復路の岡山駅経由ルートで実施。
始発で京都を出発。
9:46 茶屋町駅で宇野線に乗り換え
10:13 宇野駅行きに乗車
かつて宇高連絡船で栄えた街「宇野」
10:37 宇野駅着 折り返し11:38発の茶屋町行きまで周辺を散策します。乗客が多く下車していきます。
おそらくアートの島で知られる「直島」観光でしょうか。
頭端式ホームの宇野駅、終着駅らしい佇まいです。
欧風モダンな駅舎。
女性に大人気の直島へ向かうフェリーはここ宇野港より就航しています。宇高連絡船があった往時の姿が少しばかり感じることができます。
朝日新聞朝刊4コマ漫画「ののちゃん」。作者のいしいひさいち先生が玉野市のご出身。市政70周年を機に玉野市のイメージキャラクターになったそうです。ちなみに私は「がんばれ!!タブチくん!!」にも親しみがあります。
朝ごはんがまだだったので早めの昼食をここ「萬福軒」さんでいただきます。
フードセンターのご主人の息子さん夫婦がラーメン屋さんを営んでいるそうです。
この雑居ビル、特に気になります。
宇野駅に戻ります。
11:38発 茶屋町駅行きに乗車、児島に向かいます。
12:07 高松行きの列車で児島に向かいます。
児島ジーンズストリートのある街「児島」
12:23 児島駅着。ここでの目的はただ一つ、BIG JOHN本店でティッシュカバーを入手すること。以前、ブックカバーと併せて購入、とても気に入っていたのですが、ある時、後ろポケットから落ちたらしく紛失。今回は何としても再び購入するため立ち寄ります。
ゆるキャラ「わしゅうくん」と「Gパンだ」がお出迎え。
廃線された下津井電鉄旧児島駅跡。
下は以前訪問した時の記事です
児島駅に戻ります。この駅も海の見える駅です。
13:35 宇野駅発 琴平駅行きの乗り換え駅坂出へ向かいます。
坂出駅に到着。駅のホームから讃岐富士こと飯野山が見えます。
14:00 坂出駅発 予定通りに乗り換え琴平駅へ。
「金刀比羅宮」へご参拝
14:32 琴平駅着 次に乗車する列車は 16:14発 阿波池田方面に向かう列車は本当に少ないので要注意です。さて約1時間30分で金刀比羅宮御本宮までの785段の階段を上がり御朱印をもらってこなければなりません。
金比羅さんの御本宮からの眺望。讃岐平野が広がります。
ここからもぽっこり讃岐富士が見えます。
本殿での参拝を済ませ、社務所で御朱印をいただきます。時節柄、こちらの御朱印まだ書き置きのみ。
阿波池田方面への列車の時間まであまりないので急いで琴平駅に戻ります。
けっこう階段を登らなければいけないことがこの眺望でおわかりいただけましたか?
なつかしい故梅宮辰夫さんのたっちゃん漬けのお店が残っていました。
琴電琴平駅。この鉄道も大好きです。このまま琴電の乗りたくなりますが今回は徳島に向かいます。
琴平駅に少し余裕をもって戻ってくることができました。ちょうど上下線とも特急「南風」号がやってくので撮影準備。するとなんとそれぞれ赤色、黄色のアンパンマン列車。せっかくなので発車動画を撮影しました。特にあかいろアンパンマン列車の動画、微笑ましくておすすめです。
「きいろのアンパンマン列車」。ちなみに私の推しはドキンちゃん。やはりアンパンマンはインパクトがありますね。子供がよろこぶのがわかります。
16:14 琴平駅発 高知県の伊野行きの列車に無事に乗車!
途中、讃岐財田駅での列車交換でやってきたのはJR四国の人気観光列車「四国まんなか千年物語」。
四国屈指の秘境駅「坪尻」とはどんな駅?
途中、四国を代表する秘境駅「坪尻」駅に停車します。勾配が厳しく、一度引き上げ線に入りスイッチバックを行い駅に入線する必要があります。
今回は、この駅で特急列車待機はなく、すぐに出発するため下車はできません。同じく青春18きっぱーらしき一名が下車しました。次の琴平行きで戻るのでしょう。何しろここは下車しても集落はなく車道へでるにも山道を抜けるしかありません。
夕景の四国三郎(しこくさぶろう) こと吉野川を渡っていきます。もうすぐ乗換の佃駅。
徳島線「よしの川ブルーライン」をゆく
17:00 佃駅着。徳島駅行きがくるまでしばし休憩。
17:19 佃駅発予定の徳島行きの列車がやってきました。徳島線に乗換、宿泊予定地の徳島へ向かいます。
途中、列車交換を何度か行われます。写真は穴吹駅。美馬市の代表駅全特急列車も停車します。写真右が乗車中の1500型気動車、左が1000型気動車。
夜の徳島市街
19:28 徳島駅着。高松行きの特急うずしお号と阿波海南行きの特急むろと号が隣り合わせになってそれぞれ出発を待っています。
今晩の宿はゲストハウスなので、事前に調べていた徳島市街地にある銭湯「新町温泉」へ。
チェックイン前に、たまたま見つけたお店「中華そば来来」さんで「徳島ラーメン」を夕食にいただきました。これがまたとてもおいしかったです。また来店したい味でした。
この日の宿泊は徳島市内のゲストハウスでした。チェックインを済ませて缶ビールを一缶飲んですぐ就寝。
1日目はこれにて終了。
徳島市内のJR駅をまわってみた
2日目、愛用の位置ゲーム「駅メモ」の徳島イベントに参加します。
徳島市内にあるJR駅にチェックインしなければなりません。すでに昨日徳島線を乗車時に(徳島・吉成・佐古・蔵本・鮎喰・府中)のチェックイン6駅は回収済。残り5駅のみとなっています。
「駅メモ」キャラ「徳島ると」。徳島市わくわくアンバサダーとして市の公認キャラクターになっています。この位置ゲー、意外に集客力があるのでしょうね。
6:46 徳島駅発 早速、徳島市内最南駅である「地蔵橋」を目指します。
6:57 地蔵橋駅着。徳島市内最南端駅。この駅で折り返し徳島市内最北端吉成駅に向かいます。
7:15 地蔵橋駅発。JR牟岐線から高徳線、鳴門線を経由しての鳴門駅行きの列車。
二軒屋駅で列車交換。キハ40型がやってきました。
7:39 吉成駅着。「駅メモ」のイベント対象駅のチェックイン回収がすべて完了。後は、駅以外の指定された「対象スポット」を踏破するのみです。乗ってきた鳴門行きと徳島行きが列車交換します。
8:00 吉成駅発。「駅メモ」イベントの対象スポット訪問のため再び徳島駅へ戻ります。
徳島駅着。
気動車王国徳島県、電化率0%。
徳島のシンボル「眉山」
徳島市の緑のランドマーク「眉山」へロープウェイで山頂の展望台に上がります。
徳島市街を一望できる眉山山頂。周辺をいろいろと見てまわります。
さすが阿波踊りの本場、ロープウェイの乗降口のあちこちのポスターアニメまで阿波踊りを踊っています。
「阿波おどり会館」にて
眉山よりふもとに戻ります。ロープウェイの山麓駅に併設して「阿波おどり会館」はあります。何度か徳島を訪れていますが、ここでじっくり観覧したことがなかったので時間をかけてゆっくりまわりました。
ここを出ると後はひたすら移動になります。みやげものを阿波おどり会館に併設されるショップで購入しておくことにします。
「徳島眉山天神社」へご参拝
「阿波おどり会館」観覧の後、隣の「徳島眉山天神社」へお参りし御朱印をいただきました。
徳島ラーメン「銀座一福」
徳島を出発する前に開店直後に徳島ラーメンの老舗「銀座一福」本店へ。「白系」の徳島ラーメンの代表店としてかなりの有名店のようで開店直後にも関わらず満席で少し待つことに。
早咲きの桜の花が咲いています。
アミコビル 徳島市広域観光案内ステーションで「駅メモ」徳島イベントミッションコンプリート記念としてキャラクターカードをもらうことができました。ちょっとうれしい。
徳島駅より帰路につく
徳島駅に向かいます。
乗車予定の普通列車の前に高松行きの「特急うずしお」が出発します。
12:30 徳島駅発 高松駅行きの普通列車で帰路につきます。
列車に乗り込むと牟岐線に停車中の列車は阿佐海岸鉄道のDMV(デュアル・モード・ビークル)宣伝PRラッピング車両。
今回の駅メモイベントで入手した阿波踊りラッピングで記念撮影。
徳島出てからの高松行きの列車。とにかく列車交換、特急待ちが多く時間がかかります。ある程度は想像していましたが実際に乗車してみるとびっくりです。乗客もまばらで隣席にも誰もおらず。ということで車内、列車待ちのホーム呑み鉄。阿波おどり会館で購入していた「つくしのフィッシュカツ」と日本酒「眉山」をいただきます。
「つくしのフィッシュカツ」は津久司蒲鉾有限会社さんの商品でとくしま特選ブランドに認定されておられます。「眉山」の蔵元は吉本醸造株式会社。
JR四国ご自慢の最新鋭特急気動車2600系。颯爽と追い抜いていきます。この車両、過去に一度乗車しました。線形の悪いJR四国にあってなかなかよい乗り心地。おすすめです。
列車交換も多く徳島発高松行きは先に駅に入り待つケースが多いためとても時間がかかります。
ようやく高松駅にと到着。
瀬戸大橋を高松側から渡る場合もお馴染み瀬戸内マリンライナー(5000系)。
復路の岡山から姫路までのコースは赤穂線でも可能。いつも着座できるので今回はこちらのルートを選択。日生(ひなせ)の港で海が見えるのもこのルートならでは。
播州赤穂駅に到着。ここからは新快速に乗り換え。出発駅になるので確実着座できるのがありがたいです。
新快速が入線。ホームの先には夕日が沈む黄昏時でした。
以上で2日間の岡山、香川、徳島をまわった春旅のレポート終わります。作成していて思いのほか長い記事になってしまいました。最後までご覧になられた方おられましたら本当にありがとうございました。